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米国ネットユーザー間の「ゲーム人気」衰えず
By デニス ボーチャンド | 2007年 8月 18日
ゲームは依然として、米国のネットユーザー間で短編動画やソーシャルネットワークサイトよりも人気のあるオンライン・アクティビティであると、Parks Associatesの最新レポート「Casual Gaming Market Update」が伝えている。米国の成人ネットユーザーを対象とした調査で、毎週オンラインゲームをプレイすると答えた人は34%で、短編動画を毎週視聴すると答えた人の29%やソーシャルネットワークサイトを訪れると答えた人の19%を上回った。
また、前年比でみても、「頻繁にオンラインゲームをする」と答えた人は79%増えたのに対し、「頻繁にソーシャルネットワークサイトを訪れる」と答えた人は46%の増加にとどまっている。ただ、「頻繁にビデオストリーミングサイトを訪問する」と答えた人は123%も増えており、ゲーム産業に、ネットユーザーの「余暇」時間争奪戦における強敵が登場したと言えるかもしれない。
「YouTube、MySpace、Facebookの人気が高まっているが、主にカジュアルゲーム人気に支えられゲームは変わらずオンライン娯楽の王者に君臨している」と、Parks AssociatesのリサーチアナリストJames Kuai氏は語る。「ゲームにはビジネス上の利点もある。ソーシャルネットワークサイトやビデオストリーミングサイトは広告売上が唯一の収入源だが、カジュアルゲームサイトは、ウェブ広告やゲーム内広告のほか、購入前の無料お試し、ゲームサービスへの加入、小額決済といった、異種混在のより成熟した売上モデルを提供している」
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