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宇宙に浮遊できる「Google Earth」の新機能「Sky」
By デニス ボーチャンド | 2007年 8月 23日
Googleは、「Google Earth」のユーザーが地球から見た夜空を表示する新機能「Sky」を発表した。
Skyを利用すれば、Google Earthを通して宇宙に浮かぶことができる。この使いやすいツールを操作して、誰でも1億個の星や2億個の銀河を見たり、その間を進んだりできるのだ。高解像度の画像と情報を提供するオーバーレイにより、視覚化された宇宙空間を探索し、宇宙について学べるユニークな遊び場となっている。
Google Earthのユーザーは、「表示」のドロップダウンメニューにある「Skyに切り替える」を選択するか、ツールバーにある「SkyとEarthの切り替え」ボタンをクリックするだけで、Skyを利用できる。インターフェースとナビゲーションは、ドラッグ、ズーム、検索、お気に入り、レイヤなど、Google Earthの標準的な操作方法と似ている。
Googleは新機能として、さまざまな天体や宇宙現象を説明する7つの情報レイヤを導入している――「星座」「身近な天文学」「ハッブル ショーケース」「月」「惑星」「銀河の説明」「星の一生」がそれだ。
Skyは、Googleのピッツバーグ工学技術チームが、宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)、スローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)、デジタル・スカイ・サーベイ・コンソーシアム(DSSC)、カリフォルニア工科大学のパロマー天文台、英国天文技術センター(UK ATC)、アングロ・オーストラリアン天文台(AAO)など、科学関係の数多くの第三者機関が提供する画像をつなぎ合わせて開発した。
ワシントン大学が「Google Visiting Faculty Program」に参加したことがきっかけで、今回のプロジェクトが誕生した。Google Visiting Faculty Programは、半年から1年間、一流の研究者をGoogleに招くプログラムだ。
Google EarthのSkyにアクセスするには、最新版のGoogle Earthをダウンロードする必要がある。
Topics: Google |
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