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iPhoneで標準準拠のサードパーティ製Web 2.0アプリが動作
By ミニック リベラ | 2007年 6月 13日
Appleは2007年6月11日(米国時間)、同社の新型スマートフォン「iPhone」で、Web 2.0時代のインターネット標準に準拠して作成したアプリケーションが動作することを明らかにした。開発者がWeb 2.0アプリケーションを作成すれば、iPhoneが標準搭載するアプリケーションと同様に動作し、電話発信やメール送信、「Google Maps」による位置表示など、iPhoneの基本サービスにもシームレスにアクセスできるという。つまり、サードバーティ製のアプリケーションでも、Web 2.0時代の標準に基づくものなら、iPhoneの信頼性やセキュリティを犠牲にすることなく、その機能を拡張することができるということだ。
Apple最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏は、サンフランシスコで開幕した「Worldwide Developers Conference 2007」(WWDC 2007)の基調講演で、次のように語った。「そうしたアプリケーションの見た目と動作が、iPhone上でどれほど素晴らしいものか、開発者もユーザーも、大変驚くとともに喜ぶだろう。Web 2.0(時代の)標準を使うという、われわれの革新的なアプローチにより、開発者はiPhoneのセキュリティと信頼性を保ちつつ、あっと驚くような新しいアプリケーションを作れるようになる」
iPhoneは、6月29日から米国で販売が始まる。
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