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Microsoft、60億ドルでデジタル・マーケティング会社のaQuantiveを買収

By リザ サンチェス | 2007年 8月 15日

AQuantive
Microsoftが、オンライン広告分野でGoogleとYahoo!と競争するという目標を目指して、これまでで最大規模の60億ドルでaQuantiveの買収を終了した。

シアトルに本拠を置くデジタル・マーケティング会社のaQuantiveは、Avenue A|Razorfish、Atlas、DRIVEpmなどの個別事業を通じた広告サービス、技術で知られている。aQuantiveの買収により、Microsoftは、GoogleやYahoo!に対抗する広告主およびパブリッシャー向けの広告プラットフォームを構築したいと考えている。

「われわれは今日、400億ドル規模のオンライン広告市場と、テレビやゲームなどオンラインならびにIPを利用したプラットフォームへと急ピッチで移行している6000億ドル規模の広告市場でのシェア獲得に向けて大きな一歩を踏み出す。aQuantiveの技術と人材をMicrosoftの資産に加えることは、業界でトップ2の1つに数えられるオンライン広告プラットフォームになるという計画の核となる戦略的投資であり、一歩前進となるものだ」と、Microsoftのプラットフォーム・サービス部門担当社長、Kevin Johnson氏。

今回の野心的とも思えるMicrosoftの動きは、Johnson氏が論を進めているように、「ナンバーワンかナンバーツー」になるという目標によって、オンライン・マーケティング業界を一変させる可能性がある。GoogleとYahoo!のオンライン広告プラットフォームは長年利用されてきている。これら大手ウェブ企業2社のうち1社または2社を蹴落とそうという点について、Microsoftが真剣そのものであることは、今回の買収に費やされた金額だけではなく、同社を首位の座に導くことが期待される指導体制の構築への投資の仕方を見てもわかる。

原文(English)

Topics: Microsoft, 広告 |

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