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社会派映画の配信サイト、ワシントンDCで継続的上映会開催へ
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 6月 9日
社会的問題を扱う映画をインターネットで配信するNomadsLand.comが、ワシントンDCで進歩的活動をサポートするレストランBusboys and Poetsの協力を得て、問題意識を持ったドキュメンタリ映画の上映会を毎月開催することになった。
NomadsLandは、世界中の進歩的な映画ファンに向けて、良質なドキュメンタリ映画を高画質でダウンロードできるようにしている。NomadsLandが配信する映画はどれも、社会問題に意見を持つようにし向けたり、政治問題の論議を刺激したり、社会的な活動をうながしたりすることを狙いとしている。
この提携の趣旨は、Busboys and Poetsから場所の提供を受け、NomadsLand.comが配信する問題意識の高い力強い映画を、ワシントンDCの進歩的な映画ファンに向けて上映することにある。
毎月1回日曜日に、NomadsLandはBusboys and Poetsに集まった観客の前で、社会性が高く国際的な視野を持つ主要作品を1本上映する。上映会のあと、参加者はBusboys and Poetsの多様な料理を楽しみながら、上映作品の監督やゲストパネリスト2人と活発な議論を交わすことができる。
NomadsLandの最高経営責任者(CEO)で映画製作者のDavin Hutchins氏は、次のように述べている。「大半の独立系映画は、観客の目に触れる機会が非常に少ない。NomadsLandの主な目標の1つは、映画製作者が自らの作品を、関心の高い観客や市民活動家に見てもらえるよう支援することだ。われわれのグローバルサイト上や、こうした問題に強く関心を寄せる観客の前で、『いつまでも上映し続けて』いくことによって、映画はその訴求力を維持していけると考えている」
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