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The New York Times、大学の教員と学生向けに新オンラインサービスを開始
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 9月 8日
「The New York Times」は9月6日（米国時間）、同紙のコンテンツと単位履修コースおよび生涯学習コース双方の学部コース用の教材とを結びつける新たなオンライン・サービスを導入した。教育関係者たちは、特定の論題に関して集めた同紙の記事、アーカイブのコンテンツ、図表、ビデオやウェブキャストなどのマルチメディア・コンテンツを選び出し、授業で使う他の教材と共に、インターネット経由で学生たちに提供できるようになった。学生たちは、同紙が発行してきた数え切れないほどの記事から選択された、論題に沿ったコンテンツを手に入れることができるというメリットが得られる。
この画期的なシステムは、The New York Times Knowledge Networkを大きく拡張するものだ。同プログラムは数年前から開始され、同紙のコピーに指導要領を添えて、単科大学および総合大学の学部に提供してきており、The New York Timesのリソースを学習体験の一環として教育現場に提供するものだ。今回、Knowledge Networkに加わったこの新コンポーネントにより、キャンパスで学ぶ学生か通信講座で勉強を続ける学生かを問わず、The New York Timesのコンテンツをインターネット上で入手できるようになる。
Knowledge Networkのこの新コンポーネントは、新たに開発されたウェブベースのソフトウェア・パッケージ「Epsilen Environment」によって入手できる。このパッケージは教員や学生に向けて、「ePortfolios」（個人用デジタル保管庫）、「Global Learning System」（教材用開発ソフト）、共同研究、テーマの共有、ブログ、メッセージ送受信、ソーシャル・ネットワークおよびプロフェッショナル・ネットワークなど、多彩なツールやサービスを提供する。
Topics: ウェブ, オンライン・コミュニティ |
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