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103人のブロガーがチャリティーでマーケティング書籍を共同執筆
By レオ ブランコ | 2007年 7月 18日
103人のマーケティング専門家が共同で執筆した書籍『The Age of Conversation』が完成した。ソーシャルメディアの時代にあって、会話の重要性について書いたマーケティング関連の書籍だ。この書籍の収益はすべて、子供たちのための国際慈善団体Varietyに寄付されることになっている。互いに一面識もない世界各国の人々が、オンラインでこの種の共同作業を行なったのは今回が初めてだ。
この書籍の刊行を思いついたのは、広告代理店McLellan Marketing Groupを率い、「Drew’s marketing minute」のブログを執筆管理するDrew McLellan氏。同氏のパートナーを務めるのは、同じくトップクラスのマーケティングブロガーで、オーストラリアのシドニーに本拠を置く広告代理店Creataでインタラクティブ広告担当ディレクターを務め、ブログ「Servant of Chaos」を執筆するGavin Heaton氏だ。
McLellan氏とHeaton氏は、自分たちのブログを通じてマーケティングの専門家を集め、会話に関するエッセイ集への寄稿を呼びかけた。それだけの寄稿者を集めるのは不可能ではないか、と思いながらも、目標として設定したのは100人。ところが、1週間以内に103人の賛同者が集まった。
「各方面からあまりに多くの寄稿があり驚いている。しかも、(McLellan氏と個別に呼びかけたのに)連絡があった人はほとんど重なっていない。本書は、会話術と、会話でマーケティングの姿がどのように変わるかを、可能なかぎりさまざまな角度から仮想的に追究したものだ」と、Heaton氏は述べている。
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