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米国のエグゼクティブ意識調査――重要な15項目

By レオ ブランコ | 2007年 12月 23日

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うるさい上司が何を考えているのだろうと疑問に思ったことはないだろうか? 年俸10万ドル以上の職を探す求職者向けの就職情報ウェブサイト「TheLadders.com」の調査では、米国のエグゼクティブらが金銭、愛、社内ポリティクス、将来の出世の見通しについて、どのように考えているのかを明らかにしている。

要約すると、エグゼクティブたちは、現金こそが王様だ、片思いはよくあること、休日のパーティーは騒動の元、スペイン語の語学力は特に大切だと答えている。彼らの意見で頭に入れておくべき15項目を紹介しよう。

  1. MBAに関しては、エグゼクティブの57%が、大学院の学位は素晴らしいが、現実の世界では必ずしも必要ではないと述べている。
  2. 現在のビジネスワールドで有用な第二言語について、エグゼクティブの61%がスペイン語をあげ、次いで16%が中国語を挙げている。
  3. ストック・オプションについては、エグゼクティブの32.5%が幹部陣への報酬における不可欠な要素だと述べており、現金の方が好ましいと答えたのは24.9%だった。20.5%はオプションについて「余得」ではあるが、大きな動機づけになるようなものではないと語っている。
  4. 70%のエグゼクティブは、海外赴任の可能性について、心躍るチャンスだと答えている。
  5. 75%のエグゼクティブが、幹部レベルにおいて仕事上の成功のためにはよい体調を維持することが重要だと述べている。
  6. 職場恋愛に関しては、エグゼクティブの68%が同僚に対する密かな想いを抱いていると答え、社内恋愛を経験したことがあると告白したエグゼクティブも17%いた。(正直に答えていない人はどのくらいいるのだろう?)
  7. ビジネスにおけるファッション戦術については、79.1%が、仕事ではビジネス・カジュアルあるいは完全なカジュアルな服装を身に着けたいと述べており、現在ビジネス・カジュアルがオフィスでの標準的なドレス・コードなっていると答えた人は62%に上る。
  8. 米国の最高所得階層に属する人の62%が家族について、家族といつも触れあう父親であるためには、キャリアが足踏みしてもかまわないと答えている。(本当だろうか?)
  9. 仕事をするか、あるいは休暇を取るか? 2007年に休暇の計画を立てたエグゼクティブは79%で、オフィスとの連絡を絶やさないようにしようとしていた人はほとんどいなかった。1、2回はオフィスに連絡を入れると答えたのは51%、34.5%はまったく連絡をとらないと述べている。
  10. 女性管理職の出世を阻む「ガラスの天井」については、72%が同じ仕事の場合、男性の方が女性よりも多く報酬を得ると答え、66.3%が、女性が企業の最高経営責任者(CEO)になる機会は男性の場合よりも少ないと答えた。
  11. 69%のエグゼクティブが、年齢制限の被害を受けたと答えているが、51%は「退職」後も働き続けるつもりだと述べている。
  12. 職場への忠誠度については、年俸10万ドル以上のエグゼクティブの52%が、仕事中に求人求職情報を積極的に検索するという。
  13. オフィスにおける宗教の問題については、地域によって異なる。職場に宗教がなじんでいると答えたエグゼクティブは、レッド・ステート(共和党支持者の多い州)では44%だったが、ブルー・ステート(民主党支持者の多い州)の場合は24%にとどまった。
  14. 社会的責任を担うのは企業の義務だと答えたエグゼクティブは89.2%で、社会的に否定的な世評の企業では働かないと答えたのは87.3%だった。
  15. 休日に犯した最大の失敗という質問には、79%がアルコール類の飲みすぎを挙げており第1位だった。同僚を口説いたというのがそれに次ぐ53%で、あとは、下品なダンスを踊った(42%)、不適切な服装をした(41%)と続く。

写真:GentlemanJoe

原文(English)

Topics: ビジネス |

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