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Googleが月探査データに3000万ドルの賞金
By レオ ブランコ | 2007年 9月 15日
月探査に関心がある世界中のNGOや民間企業への奨励策として、Googleが9月13日(米国時間)、無人ロボットカメラを月面に着陸させ、写真やデータをとることができた人に、総額で賞金3000万ドルを提供すると発表した。
このコンペの期間は2012年12月までで、運営は、技術革新の推進活動を行なっている非営利団体のX PRIZE Foundationが行なう。
賞金の内訳は次のとおり。自動走行する車両を月面に着陸させ、データを伝送できたら2000万ドル。データ採取用の据え付け機器の開発に500万ドル。また、最低要件を上回る活躍をした場合、500万ドルが支払われる。
X PRIZE Foundationで会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるPeter Diamandis博士は次のように語る。「Google Lunar X PRIZEは、世界中の起業家、エンジニア、夢想家に対して、全人類の利益のために月面データを収集し、環境探査を行なうよう呼びかけている。世界中から参加チームが集まり、ロボットを使った新しい仮想宇宙のテクノロジ開発に貢献してくれると確信している。これにより、宇宙探査のコストも大幅に縮小するに違いない」
Googleが次に目指すものは何だろうか?Googleはすでに「Google Earth」「Google Sky」「Google Moon」「Google Mars」の各機能を立ち上げてきた。だとすればこの先はおそらく、これらの地球および宇宙関連サイトを1つの巨大サイトにまとめ上げ、「Google Galactica」とでも名づけるといいのかもしれない。
Topics: Google |
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