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モバイル・エンターテインメント配信のAmp’d Mobileが破産申請
By ニーノ マルケッティ | 2007年 6月 6日
携帯電話向けのエンターテインメント コンテンツを提供しているAmp’d Mobileが、もはや思うとおりに事業を展開できなくなった。「Wall Street Journal」紙は、Amp’d Mobileが6月1日夜(米国時間)に米国破産法第11条に基づく会社更生手続きの適用を申請したと報じ、同社に取材してその事実を確認している。
Amp’d Mobileは、Wall Street Journal紙の取材(要購読申込)に答えたのに加え、破産保護申請の事実を認めるプレスリリースも出した。Amp’d Mobileは、動画や音楽などウェブ スタイルのマルチメディア コンテンツを携帯電話向けに配信するサービスを行なってきたが、「会社が急速に成長した結果、バックエンド インフラの整備が顧客の需要に追いつかなくなった。われわれは、市場における当社の勢いを維持し強化していくために必要かつ責任ある措置として、今回の破産申請に踏み切った」と説明している。
Wall Street Journal紙によると、Amp’d Mobileの会員数はおよそ20万人程度、負債額は1億ドル以上という。最大の債権者は携帯電話キャリアのVerizon Wirelessで、3300万ドルを借り入れている。Amp’d Mobileは現在、Verizonを通じてコンテンツを配信しており、会社更生手続き中もサービス提供を継続する見通しだ。
[Gizmodoより]
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