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AOL、TACODA買収で最終合意
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 7月 26日
AOLは、オンライン行動分析型ターゲット広告ネットワークTACODAの買収で最終的な合意にこぎつけたと発表した。TACODAは今後、AOLの完全子会社として運営を継続する。
TACODAの最新技術を利用すれば、消費者のオンライン行動に基づいて、広告主が関連性の高い広告を掲載できる。AOLはTACODAの技術を利用して、広告主や広告配信会社に提供しているターゲット広告機能を強化するとともに、今のところ米国最大のディスプレイ広告ネットワークである完全子会社Advertising.comの広告到達率(リーチ)向上を目指す。
AOLの社長兼最高業務責任者(COO)を務めるRon Grant氏は次のように語った。「TACODAの買収により、さらに広範なネットワークにおいても正確に広告ターゲットを設定できるように機能強化が可能となって、広告主に対する貢献度が高まり、広告業界における当社の勢いはますます強まる。当社は、最高の広告到達率とともにあらゆるツールやサービスを広告主や広告配信会社に提供することを約束している。TACODAというパートナーを得て、当社はその目標に向かってさらに一歩踏み出そうとしている」
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