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AOLが新しいメールサービスとIMガジェットをリリース
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 6月 29日
AOLは6月28日(米国時間)、「AIM」を完全統合した初のウェブベース無料メールサービスをベータ版でリリースしたと発表した。このサービスは、米国で最も人気が高いインスタントメッセージ(IM)・サービスを使う共通のアプリケーションから、メールとIMを同時に利用できる。またAOLは、ブロガーやウェブサイト管理者、ソーシャルネットワークにプロフィールを公開している一般ユーザーが、自分のサイトで利用できる「AIM WIMZI Widget」の提供も開始した。これを使えば、ウィジェットの所有者はサイトの訪問者と匿名で簡単にIMをやりとりできる。
新しいAOLの「Web Mail」ベータ版は、サービスのアクセスや利便性を向上させて使いやすくする、一連の改良の一環だ。AOLの発表によれば、IMAPのほかPOP3にも対応し、どんなインターネット・メールクライアント・プログラムからでもWeb Mailにアクセスできる。現在のところAOLは、POP3とIMAPで無料で接続できるメールサービスを提供している唯一の大手プロバイダーだ。AOLのWeb Mailのサービスには、同社が2005年から提供してきて、いまは「aim.com」や「My eAddress」のユーザーにも広げつつある、無制限のメールストレージも含まれる。
新しいAIM WIMZIウィジェットは、ウィジェット所有者のAIMクライアントと通信し、「AIM Buddy List」機能に直接統合される。ウィジェット所有者がAIMにサインオンしているときは、そのサイトやブログ、ソーシャルネットワークのプロフィールにアクセスした訪問者が、ウィジェット所有者にIMで連絡できる。ウィジェット所有者がサインオンしているかどうかはアイコンのハイライト表示で判断できる。ウィジェット所有者と訪問者は、カスタマイズしたエイリアスを画面上で使用して、名前やIDを保護できる。
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