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AOL、新統合広告プラットフォーム「Platform A」を発表
By デニス ボーチャンド | 2007年 9月 19日
Time Warner傘下のAOLは9月17日（米国時間）、業界随一のディスプレイ広告ネットワークAdvertising.comを基盤に、2006年来の買収で獲得したTACODA、Third Screen Media、Lightningcast、ADTECHを統合し、新しい統合広告プラットフォーム「Platform A」を開始することを発表した。これにより同社は、世界最大かつ最も効率性の高い広告ネットワークとしての地位を狙う。新プラットフォームの構築に向けた事業の再編成によって、同社がインターネット接続事業からグローバルな広告支援型ウェブ企業へと移行するプロセスは最終段階を迎える。
Platform Aでは広告主に対し、AOLはじめ各社サイトからなる比類ないPlatform Aのネットワークに広がる市場において利用できる、高度なターゲットツールおよび広告測定ツールを提供する。comScore Media Metrixによると、Platform Aはすでに、米国のオンラインユーザーの90％以上に到達しているという。Platform Aは、最大のディスプレイ広告ネットワークを運営するAdvertising.comの成功をベースに、行動分析型ターゲット広告ソリューション大手のTACODA、最大のモバイルメディア・ネットワーク運営するThird Screen Media、業界トップの動画広告プラットフォームLightningcast、およびグローバルな広告プラットフォームADTECHを統合したプラットフォームだ。
AOLはまた、メディア広告市場の中心地であるニューヨーク市に、本社を移転する計画についても発表した。
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