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米国での調査結果:回答者のほぼ半数がブログを閲覧した経験あり
By レオ ブランコ | 2007年 9月 1日
米国の成人1000人を対象にした「Synovate/Marketing Daily」調査で、ブログが何か知っていると答えた人は10人に8人、ブログを閲覧したことがあると答えた人はおよそ半数にのぼった。また、ブログを閲覧したことがある人のうち自分のブログを持っているのは、男性14%に対し女性は20%と、ブログを書くのは男性より女性が多いという結果が出た。
ブログの普及とともに、読まれる頻度も増えている。1カ月あたりの閲覧回数が1回未満という回答が多数派(39%)だが、月に1回という答えは28%、1日に1回が15%、1日に数回が5%となっている。また、特定のブログの読者になる傾向もかなり強い。ブログ読者の54%は、いつもと違う新しいブログを探すことがよくあると答えているが、定期的に同じブログを訪れている読者も46%いる。
しかし、消費者のブログを読む時間が増えているとはいっても、それがそのまま他のメディアの代わりになっているわけではない。ブログを読み出してから他のメディア(新聞、テレビ、ラジオ)に費やす時間が減ったと答えたのは、ブログ読者のうちわずか13%だった。
「専門的な知識を持ったブロガーも確かにいるが、誰でもいつでも始めることができるため、ブログは必ずしも正統な情報源とはみなされていない。しかし、そのような状況も、ブログの認知度や影響力がさらに高まれば、きっと変わっていくだろう」と、マーケティングリサーチ企業Synovateのシニア・バイスプレジデント、Tom Mularz氏は語った。
Topics: ブログ |
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