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Clearspring、新広告サービス「Widget Ad Network」の立ち上げを発表
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 12月 13日
ウィジェットのシンジケーションとトラッキングを手がけるClearspring Technologiesは12月10日（米国時間）、新しい広告サービス「Widget Ad Network」の立ち上げを発表した。このサービスでは、メディアのパブリッシャーが自らのウィジェット内に広告を配置できる広告ネットワークを作り上げることができる。この方法によって、SNS、スタートページ、ブログ上でデジタルコンテンツから収入を得るための、簡単で拡張性のあるソリューションが得られるわけだ。Clearspringは、ウィジェット作成、コンテンツ配布、ウィジェット内広告の販売、広告配信、広告パフォーマンスのトラッキングとレポートなどのサービスをパブリッシャーに一括して提供する、初のウィジェット・シンジケーション・プラットフォームだ。
さらに今回のWidget Ad Networkでは、スポンサーがパブリッシャーによる上質のコンテンツを利用し、カスタマイズや標準化が施されたウィジェット内蔵型広告を経由して、今日最も普及しているSNSやスタートページ、ブログ上で、自社の広告メッセージを伝えることが可能となっている。これらの広告はClearspringの技術によってウィジェットコンテンツ内に表示され、ウェブのソーシャルメディア上では現在ありふれたものとなっている、一般的な「サイドバー」型広告サービスのレベルを超えて、継続的にエンドユーザーの顧客生涯価値を拡大するような効果を持つことになる。
Clearspringの新しい広告サービスでは、パブリッシャーが自分のウィジェット内に、どのスポンサーの広告を置くかを決定できる。また、Clearspringが提供するドメインのブラックリスト作成機能やトラッキングツールにより、パブリッシャーとスポンサーの両方にとって、ウィジェットが位置する場所、つまり広告がどこに配置されているかについての管理性や視認性が向上することになる。現在Widget Ad Networkでは、ウィジェット内蔵型広告のフォーマットが異なる6種類の中から選べるようになっている。
ClearspringのWidget Ad Networkは、Adifyの「Build Your Own Network」（BYON）プラットフォームによって構築されている。
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