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「ネットいじめ」が子どもたちの心身に与える影響は
By レオ ブランコ | 2007年 11月 29日
「ネットいじめ」とは、中傷メール、悪意に満ちた書き込みや陰口など、他人に対する嫌がらせや脅しを意図したあらゆるオンライン行動をいう。
米国立疾病管理センター(CDC)のまとめによると、10歳から17歳までの青少年のうち、「ネットいじめの被害を受けた経験がある」と答えた人は、2000年には6%だったが、2005年には50%増の9%に増えている。
今、多くの学校や家庭が直面している課題は、子どもにインターネットのアクセス制限を課すことなく、いかにして子どものネットいじめを防ぐかだ。
しかし、気がかりなのは、この困った行動が、被害を受けた子どもの心理や感情に多大な悪影響を及ぼすことだ。
ジョンズ・ホプキンズ大学のMichele Ybarra氏率いる研究チームが行なったインタビューの結果、「ネットいじめを受けたことがある」と回答した青少年は、武器を所持して登校するケースが8倍高くなっていることがわかった。
さらに、Reutersが報じた調査結果によると、「ネットいじめを受けたことがある」と回答した青少年のうち、64%は「直接身体や言葉による暴力を受けたことはない」と回答しており、まったく新しいタイプの被害者が生まれていることがわかる。
ネットいじめに関する詳細な情報を知りたい場合は、「安全で責任あるインターネット利用のためのセンター(The Center for Safe and Responsible Internet Use:CSRIU)へ。
写真提供:「Education Week」
Topics: インターネット |
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