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「Footnote.com」、開設に合わせて米独立戦争に関する貴重な原史料を期間限定で公開
By ミニック リベラ | 2007年 6月 29日
Footnoteは6月28日（米国時間）、同社の正式な業務開始と、Web 2.0型の歴史関連ソーシャルネットワーキングサイト「Footnote.com」の開設を発表した。同サイトでは、今回のサービス開始に合わせて、独立戦争に関する膨大な原史料の大部分を7月末まで無料で公開する。この記録史料には、非公開議事録や押収された英国軍の手紙のほか、ジョージ・ワシントンやトマス・ジェファーソン、ベンジャミン・フランクリンなど建国の父たちの書いた手紙が含まれている。
こうした原記録史料がウェブ上で見られるようになって、これまではほとんど目が向けられていなかった歴史の新しい一面が見えてくる。たとえば、これまでは、米国の独立を祝う日といえば7月4日だと考えられてきたが、ジョン・アダムズが妻に宛てて書いた手紙には、7月2日が「米国の歴史で最も記念すべき日になるだろう…そして後の世代が、記念すべき偉大なる祝祭日として祝うことになろう」とある。
「米国史については、かなり詳細な部分まで知っている人も多いかもしれないが、特定の出来事や、ゆかりの英雄的な歴史的人物についての情報は見過ごされていることが多い」と、Footnote.comのRoger Bell社長は述べている。「われわれの独立戦争関係の史料では、歴史の専門家が魅力に感じるような、わが国の歴史に関する貴重な洞察が得られる一方、ちょっと歴史に興味があるだけという人にも歴史を面白く感じてもらえるはずだ」
またFootnote.comでは、歴史資料の公開のみならず、「Story Pages」や「Spotlights」といったコーナーを設けて、サイト利用者どうしが自分の見解や発見した新情報を公開、共有できるようにしている。
Topics: ウェブ, ソーシャルネットワーク |
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