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Googleの中国での社名「Guge」をめぐって、中国企業が商標侵害で提訴
By レオ ブランコ | 2007年 12月 16日
中国での社名を「Guge」に変更するという戦略が裏目に出て、Googleが商標侵害で中国企業に訴えられた。
ニュース記事によると、Beijing Guge Sci-Techは2006年4月19日(米国時間)に北京市工商局で社名が正式に登録されているが、Googleが中国で「Guge」という社名を登録したのは、2006年11月24日だという。
「Guge」は、中国語で「谷歌(こくか)、穀歌」(豊作の歌)を意味する。Googleは、社名を変更して、中国の文化に関係を持たせ、中国市場にとって魅力のあるサイトにする計画だった。
Beijing Guge Sci-Techは、Googleの社名変更により顧客が混乱して業務に支障が出たと主張し、損害賠償とこの社名の使用中止をGoogleに求めている。
Googleはすぐに、Beijing Guge Sci-Techが社名を登録する前にGugeの使用を発表したと反論した。
私は法律の専門家ではないが、商標と特許権については真っ先にやっておくべき手続きというものがあるのではないか。Googleにはこうした問題を分析する大勢の弁護士がいるので、皮肉なことだと思う。Googleにはたぶん、この訴訟を和解に持ち込めるだけ資金があるだろうけれど。
Topics: Google |
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