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Facebookに新たな創設者――Facebookのアイデアは自分のもの
By リザ サンチェス | 2007年 9月 5日
Facebookの創設者Mark Zuckerberg氏は、Facebookのアイデアを出したのはそもそも自分たちだとして、ハーバード大学の同窓生3人から告訴され、今なお議論を呼んでいるが、新たにもう1人、自分こそがFacebookの創設者だと名乗る人物が現れた。
名乗りを上げたのはAaron Greenspan氏、24歳。同じくハーバード大学の同窓生で、今や巨額の富を生むようになったソーシャル・ネットワークFacebookの真の創設者は自分だと主張し、その主張を裏付ける電子メールを提示している。Greenspan氏の提示する電子メールのなかには、Zuckerberg氏とのやり取りなどが含まれている。
「New York Times」紙によるとGreenspan氏は、FacebookおよびConnectUが開設される半年前に「houseSYSTEM」というオンラインサービスを立ち上げ、何千人というハーバード大学の学生が大学関係の目的に利用していたという。そのhouseSYSTEMのなかに「Face Book」という機能があり、ネットワーク内で他の学生を見つけるのに役立っていた。Zuckerberg氏も同サービスのユーザーで、利用を開始してから4カ月後に、「thefacebook.com」を開設したという。
Greenspan氏は金銭面の賠償は請求していないが、事の成り行きには心穏やかではないという。こうした心情から、同氏は最後のメッセージとして306ページにおよぶ未刊の自叙伝「Authoritas: One Student’s Harvard Admissions」(権威:ハーバードに入学した1人の学生)を執筆した。同書は、Greenspan氏の「正義の探求」裏話を記録したものだ。
「この本は一部、正義の探求の書でもある」と、Greenspan氏は同書の序文に書いている。「吐き出してしまいたい苦悩がなければ、20代の前半で自叙伝など書かないだろう」
Zuckerberg氏は、どう返答したらいいかわからないと言い、インタビューには応じなかったという。
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