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ハリウッドの映画スタジオが仮想世界に進出
By レオ ブランコ | 2007年 12月 5日
注目！ 大手映画スタジオが仮想世界に進出する。本当の話だ。「Hollywood Reporter」が、Sony EntertainmentとWarner Brosが、それぞれGaia Onlineとライセンス合意を交わしたと報じている。
仮想世界の住人が、「マトリックス」「スパイダーマン」「バットマン・リターンズ」それに、ドタバタコメディの名作「エース・ベンチュラ」などの映画をバーチャル映画館「Gaia Cinemas」で観られるようになるのもまもなくだ。
なんでまた？ おそらく、こうした大手スタジオは、アバターをカスタマイズしたり、ポップコーンを買って他の住人に回したり、漫画の吹き出しで意見を述べたりといった、仮想世界の住人が行なう社交的な視聴体験から利益を得たいのだろう。
無料映画では広告主を前面に押し出したスキンから。広告なしのペイ・パー・ビュー方式の映画では視聴料金の2ドルから売り上げが得られる。また、仮想世界内の関連グッズ販売による売り上げも期待できる。
このばくちがうまくいけば、近い将来、現在映画館で行なわれている映画が、仮想世界で観られるようになるかもしれない。
もう1点。Sonyは、Gaiaへ投資を行なうが、Gaiaの仮想世界とどう連携していくかについては詳細なコメントを避けている。
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