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ネット放送局各局、6月26日を「沈黙の日」に
By リザ サンチェス | 2007年 6月 24日
2007年6月26日(米国時間)は、何千というウェブ放送局が静まりかえり、音楽というものを一切流さなくなる。米著作権料委員会(CRB)が決定した楽曲使用料の大幅値上げに抗議するためだ。
Yahoo!、Rhapsody、MTV Online、Live 365などがこの抗議行動に参加する。
ウェブ放送を支援するSaveNetRadioのJake Ward氏は、声明で次のように述べている。
CRBは3月2日、楽曲使用料の一方的かつ大幅な値上げを決定した。この決定は、米国の何千というウェブ放送局と何百万人というリスナーの生活を脅かすものだ。
ウェブ放送局、アーティスト、独立系レコード会社、ネットラジオリスナーらが多数集まった、正真正銘の草の根運動として始まったインターネットラジオ救済キャンペーンで、この問題は瞬く間に国民の関心事となり、米国の議会でも取り上げられるようになった。しかし、差し迫った7月15日の期限まで、やることはまだまだ残っている」
SaveNetRadioのウェブサイトは、7月15日を「音楽が死ぬ日」(The Day the Music Dies)と銘打ち、この日に向けたカウントダウンを開始している。各ウェブ放送局は、米国の上下両院に対し、自分たちの声に耳を傾けネット放送の未来を救うよう訴えかけている。
CRBの、インターネットラジオで流した楽曲の使用料をウェブ放送局にさらに支払わせる決定は、発効するのは7月15日だが、使用料は2006年1月まで遡って計算される。
思い切った変化を求めているだけのものだが、このイベントはインターネットラジオ業界の命取りになる可能性もある、という声も一部にはある。結論はまもなく出る。
Topics: ウェブ, オンライン・ミュージック |
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