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InternetSafety.com、フィルタリングソフトの提供でオーストラリア政府と提携
By デニス ボーチャンド | 2007年 9月 14日
オーストラリア政府が、インターネット用フィルタリングソフトウェア「Safe Eyes」の無償提供で米国に本社があるInternetSafety.comと提携した。オーストラリアの家族を守るとして政府が推進しているインターネット安全利用政策「NetAlert - Protecting Australian Families Online」の一環だ。
オーストラリア政府の計画では、厳選された複数のインターネット用コンテンツフィルターの中から、各家族が利用するものを選択する。その選択肢にいま最も定評のある「Safe Eyes」が加わることになった。「Safe Eyes」は、PC Magazine誌の編集者が選ぶ最優秀ソフトウェア賞を2年連続で受賞している。オーストラリア政府は、NetAlertで採用するコンテンツフィルターの選定にあたり、大規模な評価テストを実施した。現在、オーストラリア政府は啓蒙キャンペーンを展開中で、インターネットの安全に関する無料の電話相談を受け付けているほか、オンラインで悪事を働く者を告発する法執行チームの拡充に努めている。
オーストラリアのこのプログラムには1億8900万ドルが投じられる計画で、国によるこの種の構想としては初めてのケースになる。「インターネットは地球規模で展開しており、国境をも越える。このことは、世界各国の政府はこれまでにない難しい課題をもたらしている」と、オーストラリアのHelen Coonan上院議員は話す。「困難な課題ではあるが、ハワード政権は、不快なオンラインコンテンツの問題に7年以上取り組んでいる」
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