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「iPhone」、オンライン検索でも大人気
By ニーノ マルケッティ | 2007年 7月 1日
「iPhone」発売の時が刻一刻と近づくなか、インターネット調査会社のcomScoreが、注目を浴びるAppleの新製品について、米国における過去数カ月の検索動向を示すデータを発表した。データによれば、2007年初めからのiPhoneに関する検索件数は、平均で毎週27万4000件にのぼったという。
comScoreの調査結果によれば、6月24日までに、「iPhone」という語を含む検索件数は、690万件近くに達したという。関連検索でもっとも多かったのは、iPhoneの価格とiPhoneの発売日だ。iPhoneに関する検索件数は、最初に発売が発表された1月に、最初の1週間だけで110万件を越えたが、その後の数週間は、比較的少ない件数で推移していた。Appleが大々的に宣伝活動を始めた6月から、検索件数は再び一気に増加し、6月18日から24日の1週間には120万件を超えた。
「iPhone発売は、過去発売された製品のなかでも最大級のもので、オンラインに見られる検索動向は、消費者の関心が広く行きわたっていることを顕著に示している。この調査は、オンラインおよびオフラインの小売業界において、検索の担う役割の大きさも浮き彫りにしている。というのも、オンラインで検索した人の多くが、それぞれのiPhoneを手に入れるために、実店舗で行列を作ることになるからだ」とcomScoreの検索ソリューション担当上級副社長を務めるJames Lamberti氏は語っている。
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