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搭乗機の航行状況が簡単にわかる、航空会社とGoogleが新サービス
By ニーノ マルケッティ | 2007年 6月 10日
航空会社のJetBlue Airwaysが、Googleとの提携を発表した。座席のテレビに航行状況をリアルタイムに表示できるチャンネルを、「Google Maps」を使って提供するという。サービスの開始時期は触れられていない。
Google Mapsは、GPS(全地球測位システム)対応の「動く地図」機能としてテレビ画面に表示される。搭乗機が高度3万5000フィート(約1万700メートル)を航行中も、乗客は航行状況をテレビ画面でチェックできる。JetBlueとGoogleは地上の人々も蚊帳の外にはしない。Google Mapsを使った、フライト情報(予想される出発時刻や到着時刻など)を誰もが調べられるオンラインサービスが用意される。
この新たな提携を記念して、両社は9月3日まで写真コンテスト「JetBlue Point of View」を開催している。参加者は、JetBlue機の窓から撮った写真を、おおよその撮影地点(Google Mapsのチャンネルに表示される)などの情報を添えてJetBlueに送る。同社は応募写真をGoogle Mapsのマッシュアップに掲載し、夏の終わりに顧客が気に入った写真に投票できるようにするという。この投票結果を参考に優秀作品10点が選ばれ、撮影者には、JetBlueが指定する54の行き先のうち、直行便で好きなところへの往復の旅がペアで贈られる。
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