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「ブランド主唱者にはソーシャル・マーケティング活動は効果薄」JupiterResearch調査

By ミニック リベラ | 2007年 8月 14日

インターネットを利用する成人のほぼ4人に1人は、強い影響力を持つブランド主唱者(ブランドを重視する人々)と考えられるが、こういった人々はインターネットで費やす時間の多くを、評価を広めるほうではなく、製品を調べたり買ったりするほうに割いているということが、JupiterResearchの調べで明らかになった。「ブランド主唱者:効果的関係の構築」(Brand Advocates: Creating Rewarding Relationships)と題されたこの調査報告で述べられているこうした行動を見ると、ソーシャル・マーケティング担当者がこうした人々に期待すべきものは、再考をもとめられていると言える。というのは、周囲への影響力が強いブランド主唱者層は、情報収集に関しては、ソーシャルメディアよりも主流メディアのほうを好むと答えているからだ。

同報告によれば、強い影響力を持つブランド主唱者は、その購買行動とオンラインでの利用率の高さを特徴とする一面があるという。こういった人々の3分の2以上がオンラインで製品を調べて購入しているのに対して、全インターネット利用者になると同じようにする人々は半数をやや超える程度しかいない。こうした特徴を考えると、ソーシャル・マーケティング担当者は、こういった人々により受け入られやすい形で訴えかけることに全力をあげるべきだろう。

ブランド主唱者にとって、商品購入の際最も大切な要素は、金額に見合う価値と信頼性だ。このため、ソーシャル・マーケティング担当者たちがこのグループの人々に狙いを絞るためには、ブログやユーザー作成のコンテンツ(UGC)によってではなく、製品ごとのマイクロサイトや製品プレビューによって、こういった人々が行なう調査活動をやりやすくするよう努めるべきだ。

原文(English)

Topics: メトリクス |

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