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インターネットユーザーの大多数はプライバシーに無関心
By レオ ブランコ | 2007年 12月 20日
Facebookが先ごろ発表した広告システムに対する非難の声が上がる一方で、非営利組織Pew Internet & American Life Projectが発表した最新の調査結果によれば、インターネットユーザーの60%は、どれだけの個人情報がオンラインで入手可能なのか気にしていないと答えている。
当然のことながら、オンラインで公開される個人情報の量を制限する必要性を感じないとするユーザーも、ほぼ同じ割合にのぼっている。つまり、昨今のインターネットユーザーの大多数にとっては、デジタルフットプリント(ネット上に残る足跡)は大した問題ではないということだ。
インターネットユーザーの多くは、オンラインで共有されている自分の個人情報についてあまり気にしていない。そのため、友人や家族、恋人、同僚の個人情報をオンラインで検索したことのあるユーザーも、半数を超えている(53%)。
プライバシーという点では、インターネットに公開される個人情報の制限に関してなんらかの対策を取っているユーザーは、わずか38%にとどまっている。このデータを見ると、「InformationWeek」が提示したのと同じ疑問を抱かざるをえない。「インターネットユーザーの5人に1人しか本気で心配していないのに、プライバシーに関する議論が本当に必要なのか?」
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