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meebo、IMサービスとウィジェットの利用者が2007年11月だけで2000万人を突破
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 12月 16日
ウェブベースのインスタントメッセージ・サービス「meebo」を提供しているMeebo Inc.は12月13日(米国時間)、サービスの普及において大きな節目を迎えたことを明らかにした。meeboの月間ユニークユーザー数が650万人に達したほか、「meebo rooms」ウィジェットの設置数および利用者数が2007年5月のリリース以来大幅に増加しているという。提携企業やユーザーがウェブ上に多くのmeebo roomsを設置しているが、そうしたmeebo roomを訪問したユニークユーザーは、11月だけで1650万人にのぼった。2007年11月のmeeboとmeebo roomsの利用者数の合計は、2000万人を超えていると同社では見ている。
また、同じく12月13日、Meebo Inc.はmeebo roomsの提携企業向けバージョン「meebo rooms, Partner Edition」を、「Facebook」のアプリケーション内でシームレスに機能するようにしたと発表した。ソーシャルネットワーク用のアプリケーションを提供しているBuddyMedia、(fluff)Friends、RockYou、Slide、The Broth、WaterCoolerは、meebo rooms, Partner Editionを実装して、トラフィックの多いアプリケーション内で人々をリアルタイムに友人と直接結び付け始めている。
2008年早々にmeebo rooms, Partner Editionは、手間をかけずに収入を得る手段を開発者に提供し、コミュニティやアプリケーションにリアルタイムにやり取りできる機能を組み込んでもらおうとしている。meeboは、meebo rooms内に控えめでユーザーフレンドリーな魅力ある広告を掲載して、広告収入の一部を提携企業に分配する。
先ごろリリースされたmeebo rooms, Partner Editionの主な機能は以下の通りだ。
・ブランドによるカスタマイズと「Flash」のスキン機能。meebo rooms, Partner Editionでは、各ブランドが自社で設置したmeebo roomsのルックアンドフィールを自由に設定でき、ブランドイメージとmeeboの技術を一体化させたユーザー体験とデザイン体験を生み出す。
・Facebookの現行の登録システムとの統合。Facebook用のバージョンは、ログに記録されたユーザーセッションの認証を行ない、meeboのアカウントを持たないユーザーでも、Facebookの登録名と自分の写真をmeebo roomsで利用できる。
・チャットルームの自動増設。トラフィックの多いアプリケーションやチャットルームが接続人数の上限(80人)に達すると、チャットルームのコピーを自動的に作成し、80人を超えたユーザーをそのクローンに収容する。
・広告の追跡。提携企業はmeebo roomsのメディアキューに広告をシームレスに組み込んだり追跡したりして、meebo rooms内のトラフィックから利益を上げることができる。
・トラフィックとデータのレポート。Facebook用のバージョンでは、トラフィックおよびデータのレポート機能が強化されており、広告キャンペーンの有効性と結果を測定できる。
Topics: IM, インスタント・メッセージ, ウィジェット, Facebook, ソーシャルネットワーク |
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