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米国の退役軍人やヨーロッパの若い世代が集う、第二次世界大戦の歴史研究フォーラム「MilQuest.com」
By レオ ブランコ | 2007年 7月 12日
第二次世界大戦史の愛好家、系図学者、退役軍人のための、ノルウェーに本拠を置くオンラインの研究フォーラム「MilQuest.com」では、実際に第二次大戦で戦った米国の退役軍人たちが会員になるケースが増えている。また、その体験談を聞こうと、ヨーロッパの若い世代も集まってきている。設立者の1人Arve R. Pisani氏の推定によると、サイトの登録者の10％が退役軍人だという。
「われわれの当初の目的は、家族のなかに第二次世界大戦で戦った人がいるという会員のための研究フォーラムを作り、戦争中に愛する家族がどういう役割を果たしたかを知る機会を提供することだった。かなりの数の退役軍人が登録してくれていることに驚いた。これほど嬉しいことはない。こうした大先輩たちが会員になってくれることは光栄だし、フォーラムで自分の体験を話していただければ素晴らしいと思う」と、Pisani氏は話す。
フォーラムの若いメンバーの多くは、戦争中にドイツ軍に占領され、その後、米軍によって開放されたベルギーとオランダに住んでいる。一部はまだ十代という、こうした若いメンバーの中には米軍兵士の戦没者墓地の世話をしている人もいて、亡くなった兵士の生涯と軍隊での経歴を調べるためにMilQuest.comを利用している。
Topics: オンライン・コミュニティ |
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