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YouTubeに対する著作権侵害の集団訴訟に音楽出版企業が参加
By ミニック リベラ | 2007年 6月 11日
Elvis Presley、Quincy Jones、Black Eyed Peas、John Legendなど、世界的に有名なアーティストの楽曲をはじめとして6万5000以上の著作権作品を扱う大手独立系音楽出版企業Cherry Lane Music Publishingは、イングランドのプロサッカーリーグFootball Association Premier League(プレミアリーグ)と音楽出版企業のBourneがYouTubeおよびGoogleを相手取って起こした著作権侵害の集団訴訟に参加し、強く支援していくことを発表した。
2007年5月4日(米国時間)に原告らがニューヨーク米連邦地方裁判所に提出した訴状によれば、この集団訴訟は、Google傘下の動画サイトYouTubeで自分の著作物を許可なく複製および使用されたすべての著作権所有者を代表してのものだいう。今回の訴訟が連邦地裁に対して求めているのは、YouTubeが原告メンバーの創作物を許可や補償なく使用することを禁止するとともに、不正コンテンツの使用を防ぐために既存技術の採用を同社に命じる裁判所命令と、過去の著作権侵害に対する損害賠償金だ。
Cherry Laneの最高経営責任者(CEO)Peter W. Primont氏は、次のように述べている。「当社が管理している多数の作曲家や作詞家を含む著作権所有者や作品制作者に対する補償もなしにYouTubeが無許可で著作権作品を使用することを阻止するため、Premier LeagueとBourneに協力できることを喜ばしく思っている」
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