« Six Apart、「Movable Type 4」のベータ版を発表 | Home | オンライン旅行会社Expedia、世界のホテルのランキングを開始 »
慈善活動にソーシャルネットワーキングを活用する「Bring Light」
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 6月 8日
新世代のオンライン慈善活動を生み出すための新しいソーシャルネットワークが誕生した。Bring Lightというウェブサイトでは、献金をする人や非営利組織が、特定の慈善事業への資金提供を目的とするコミュニティを構築できる。献金をする人にとって、このサイトは対話型で楽しく、しかもセキュリティの高い場所だ。また、ここではどういった慈善プロジェクトにお金を出すか自分で決められる上、自分たちにとって気がかりな問題については、「Giving Group」(既存の慈善プロジェクトを支援するグループ)を作って影響力を強めることもできる。一方、慈善団体にとってこのサイトのメリットは、資金調達や新たな献金者の確保を、ウェブ上で、すばやく、簡単に、また費用をかけずに行なえるという点だ。
Bring Lightを共同で設立したMelissa Dyrdahl氏とDrew McManus氏は、Adobe Systemsの上級管理職という地位を捨て、ビジネスやマーケティング、テクノロジーに関する自分たちの専門知識を生かして慈善事業を支援しようとしている。そのおかげで、慈善団体とネット上の献金者たちとの結びつきはより効率的なものになり、献金した人たちは自分たちの寄付行為に、個人としてより強い関心を持てるようになった。
Bring Light は、自分たち寄付したお金が使われ方を見守りたいと願う人々のために創設された。同サイトの柱は、慈善団体が掲載する具体的な慈善プロジェクトで、すべてBring Lightの適法性審査を経たものだ。献金者は、リアルタイムで行なわれる更新や、コミュニティーの参加者たちとのチャットを通じて、自分の影響力を確認することができる。チャットには慈善団体自体も参加することがあり、資金の使途を報告することが奨励されている。
Topics: ウェブ, オンライン・コミュニティ, ソーシャルネットワーク |
Comments are closed.