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世界的なオンライン医療コミュニティが活動強化のための助成金を獲得
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 7月 8日
「看護助産のための国際同盟・電子医療コミュニティ」(The Global Alliance for Nursing and Midwifery Electronic Community of Practice:GANM CoP)は、世界中の看護師と助産師が連携し質の高い医療を目指して情報交換できる場を提供する活動を拡大し、強化するための助成金を獲得した。GANM CoPはジョンズ・ホプキンズ大学看護学部(JHUSON)の一部で、世界的なオンライン医療コミュニティとしての革新的なアプローチで大いに成功している。
GANM CoPは、国際投資会社のKentrikから受けた助成金45万ドルを、世界各地でさらに連携を拡大し、それぞれの目的に合った学習モジュールや、多様な状況に置かれた医療従事者のためのオンライン教材の作成に利用する。
GANM CoPは、ジョンズ・ホプキンズ看護学研究所にある、看護学の情報管理と共有のためのPAHO/WHO共同研究センター(KIMS)に本拠地を置いている。知識の管理と共有に情報通信技術(ICT)の利用を促進するWHOの活動に応えて、2005年に同センターが設立したのがGANM CoPだ。世界中の多様な――しばしば交通の便が悪い――場所で働く、看護師、助産師、その他の社会福祉サービス従事者向けに特にデザインされた、初の電子医療コミュニティとして設置されたものだ。2006年に活動を開始して以来、GANM CoPは急成長している。スタート時の会員は看護師と助産師100人のみだったが、現在は118の国にまたがる1300人の会員を抱え、その中には公衆衛生に携わる者や政策立案者も含まれている。
Topics: オンライン・コミュニティ |
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