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Operaが、Microsoftはウェブブラウザーの選択を不当に制限していると欧州委員会に提訴
By レオ ブランコ | 2007年 12月 16日
あらゆる機器でウェブ利用を実現しようと革新的な製品を提供するノルウェーのOperaが、業界大手のMicrosoftに戦いを挑もうとしている。
Operaは、Microsoftがその地位を利用してウェブブラウザーの選択を制限していると欧州委員会(EC)に提訴した。Microsoftは「Internet Explorer」(IE)を「Windows」オペレーティング・システム(OS)にバンドルすると同時に、受け入れられている規格に従わないことで互換性を妨げ、開発者の足を引っ張っているという。
「われわれは、独占企業が自分たちに代わって選択をすることにうんざりしているすべての消費者を代表して提訴している。個々の消費者による自由な選択を促しているだけでなく、オープンなウェブ標準規格とクロスプラットフォームの革新を擁護している。世界中の消費者に公正で公平な選択肢を提供するまで、手を緩めるわけにはいかない」と、Operaの最高経営責任者(CEO)であるJon von Tetzchner氏は語る。
OperaはECに、WindowsにIEをバンドルせず、デスクトップPCに他のブラウザーをプレインストールするようMicrosoftに義務づけて、この問題を是正することも求めた。
また、ウェブ開発コミュニティに受け入れられている基本的でオープンなウェブ標準規格に従うことを、Microsoftに義務づけるよう求めている。
Operaの目標は大きな賞賛に値するが、ブログ「All about Microsoft」は提訴について、非常にまずい考えだと書いている。またMicrosoftは、消費者には「Mozilla Firefox」など、好きなブラウザーをダウンロードする権利があると述べた。
Compilerを参照した。
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