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Realtor.com、物件情報を15分ごとに更新すると発表
By ニーノ マルケッティ | 2007年 8月 1日
先頃、不動産情報を探している人向けに「Windows Mobile」対応の携帯機器用アプリケーションを提供開始したRealtor.comは8月2日（米国時間）、一部の大都市でさらに頻繁に情報を更新すると発表した。同社は現在、全米の900のMLS（Multiple Listing Service）システムの約半分を1日に数回更新している。
Realtor.comは、更新を15分に1回に増やそうとしている。現在、更新される物件数は15分ごとに50万件以上だが、これを2007年後半には100万件以上にまで増やしたい意向だ。更新頻度がさらに上がる大都市地域には、ワシントンDC、ボルティモア、アトランタ、カリフォルニア州オレンジ郡、ボストン、メンフィス、ラスベガス、フォートマイヤーズ、シンシナティ、ミシガン州北部、サンフランシスコのベイエリア北部とシリコン・バレー、サンノゼなどが含まれている。
「物件を求めてネットに接続して、出てくるのが古くなった情報ばかりだとわかったときほどイライラさせられることはない」と、Realtor.comの社長、Errol Samuelson氏は言う。「MLSの更新が15分おきになれば、消費者はリアルタイムにかなり近づいた条件で包括的な物件情報にアクセスできる。売り主の側では、買ってくれそうな人に素早く物件を見せられるわけだ。買い手の側では、新しい物件や値引きの情報を早く知ることができる」
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