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全米ネットユーザーのセキュリティ被害額、70億ドル超
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 8月 8日
オンライン・セキュリティの脅威が相変わらず深刻だ。消費者向け雑誌の『Consumer Reports』が発表した最新の調査報告書「State of the Net」によると、全米ネットユーザーが、ウイルス、スパイウェア、フィッシング詐欺などによって過去2年間に受けた被害総額は70億ドルを超えるという。
さらに、消費者は4回に1回の割合で何らかの損害を被り、サイバー被害者となっていることがわかった。ただし、その被害件数は昨年以降わずかながら減少している。
セキュリティ脅威の種類別で見ると、電子メールを使ったフィッシング詐欺で被害に遭う人の数は、昨年と変わらず全体の8%だった。Consumer Reportsの推計では、過去2年間におよそ100万人の全米ネットユーザーがフィッシング詐欺で被害に遭い、損失額は数十億ドル規模に上るという。
また、ウイルスやスパイウェアによる被害額は、同じく過去2年間で少なくとも50億ドルに達すると推計される。
同調査は、Consumer Reports National Research Centerが、全米のインターネット接続環境のある家庭2000世帯以上を対象に行なった。
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