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ホリデーシーズンのオンラインショッピングは順調な滑り出し

By レオ ブランコ | 2007年 11月 29日

先頃の調査では、40%の消費者がクリスマスプレゼントの出費を減らす予定だと回答していたが、ホリデーシーズンのオンラインショッピングについては、非常に楽観的な結果が出ている。

comScoreによると、米国時間11月1日〜23日のオンライン売上高は93億ドルを超え、前年同期比17%増を記録したという。

また、オンライン小売りの売上高は感謝祭(29%増の2億7200万ドル)、ブラック・フライデー[訳注:11月第4木曜日の感謝祭翌日の金曜日。祝日明けでクリスマス商品を買い求める客が急増し、売り上げが黒字に転ずるという意味から「黒字の金曜日」と呼ばれる](22%増の5億3100万ドル)ともに好調で、ホリデーシーズンに入ってから今までの増加率を上回った。

online shopping

PriceGrabberやShopping.comなどの価格比較ショッピングサイトでも、小売業者への参照件数が増加した。

Hitwiseが実施した調査では「iPod」「Nintendo Wii」「Wii」といったキーワードでの製品検索がもっとも多かったので意外なことではないが、もっとも売上高が大きいのは引き続きビデオゲーム、ゲーム機、付属品の分野(前年同期比134%増)となっている。

11月26日は「サイバー・マンデー」[訳注:感謝祭明けの月曜日。感謝祭が終わった週の週末にオンラインで物色した商品を週明けの月曜日に購入することが多いことからこう呼ばれる]で、ショッピング熱はさらに過熱する。

「ブラック・フライデーのオンライン売上高は以前から、残りのホリデーシーズンの動向を示す初期のバロメーターだ。増加率が前年比22%増でシーズン最初の3週間の増加率を上回っているということは、好調な兆しと見るべきだ。オンライン小売業者も、残りのシーズンの動向をいっそう明らかに示すサイバー・マンデーの売り上げに細心の注意を払うのは確かだ」と、comScoreの会長であるGian Fulgoni氏は述べた。

原文(English)

Topics: オンライン・ショッピング, 電子商取引 |

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