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VivendiとActivision、世界最大のゲーム専門会社Activision Blizzardを設立
By デニス ボーチャンド | 2007年 12月 5日
米国のゲームソフト会社Activisionとフランスのメディア複合企業Vivendiは12月2日(米国時間およびフランス時間)、Vivendi GamesとActivisionの合併契約について、最終合意に達したしたことを発表した。Vivendi GamesはVivendiのインタラクティブ・エンターテインメント(コンピューターゲーム)部門で、人気オンラインゲームの「World of Warcraft」を開発したBlizzard Entertainmentを傘下に抱えている。この合併で誕生する新会社は、オンラインゲームとゲーム機用のゲームを扱う専門企業としては世界最大の規模になる。新会社の名称はActivision Blizzardで、売上は2007年(暦年)における両社の予想売上を合計した約38億ドルに上ると見られている。また、大手のサードパーティ・ビデオゲームメーカーの中でも最高の営業利益率を上げる見通しだ。
Activisionは、世界有数の独立系ゲーム・パブリッシャで、「Guitar Hero」「Call of Duty」「Tony Hawk」などのベストセラーシリーズや、「Spider-Man」「X-Men」「Shrek」「James Bond」「Transformers」といったゲームの販売権を持つ企業として知られている。
契約条件に基づき、Vivendi GamesはActivisionの100%子会社と合併し、Vivendi Gamesの株をActivisionが新たに発行する普通株2億9530万株と交換することになる。Activisionの普通株の株価を1株当たり27.50ドルとして計算すると、Vivendi Gamesの企業価値は約81億ドルということになる。
Topics: ゲーム |
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