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グローバルビジネスへのソーシャル・ネットワークと情報検索の導入を目指し、XINGとZoomInfoが提携
By リザ サンチェス | 2007年 6月 17日
「XING」を運営するOpen Business Clubと「ZoomInfo」のZoom Informationが提携を発表した。この連携の目的は、グローバルビジネスの分野にソーシャル・ネットワークと情報検索を持ち込むことだ。
ZoomInfoはビジネス情報の検索エンジンで、各業界と企業、業界の人々に関するニュースや最新情報、ビジネスの詳細をユーザーに提供する。月間のユニークビジター数は450万人。一方のXINGはプロフェッショナル志向のソーシャル・ネットワーキング・サイトだ。登録会員はXINGのネットワーク・ダイレクトリーと、高度なコンタクト管理プラットフォームを通じて、同じ産業分野だったり、同様の機会を手にしていたり、同じような特権を持っていたりする人々と出会うことができる。
XINGの設立者で最高経営責任者(CEO)のLars Hinrichs氏は、次のように語る。「ビジネス向けのネットワーキングとビジネス検索エンジンが結びつくのは、これが初めてのことだ。この提携によってXINGは、世界のビジネス・プロフェッショナルおよび企業について、アクセス可能なプロフィール数が最大規模の、ビジネス・ネットワーキング・プラットフォームとなる。現在、XINGの登録会員がアクセス可能な人の数は3600万人近くにのぼり、XINGはビジネスに欠かすことのできないツールとなっている」
ZoomInfoの最高経営責任者(CEO)Jonathan Stern氏は、次のように述べた。「ZoomInfoのユーザーがXINGを通じてビジネス関係を構築し、活発な国際的コミュニティに加われるという潜在的可能性は、当然、新しいビジネスの機会を数多くもたらすはずだ。貴重なコネクションをもつことは、ビジネスの成功にとってきわめて重要だ。XINGのダイナミックなビジネス・ネットワークへの統合されたアクセス環境をユーザーに提供できることに、ZoomInfoは興奮を覚えている」
XINGとZoomInfoは、オンラインビジネス分野を率いるものどうしのこの提携により、米国のビジネス市場に、貴重な相手先や情報にアクセスできる場をこれまでにない規模で提供しようとしている。このことによって、ビジネス向けネットワーキングとコミュニケーションは、次のレベルへと押し上げられるだろう。
統合されたサービスの提供開始は、2007年秋とみられる。
Topics: ウェブ, ソーシャルネットワーク, 検索 |
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