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YouTube、オンラインの動画サイトで首位をキープ
By レオ ブランコ | 2007年 12月 21日
Harris Interactiveが2455人の成人を対象に実施した最新の調査結果によると、YouTubeがオンラインの動画サイトの視聴者数で首位に輝いたという。さらに重要なのは、オンライン動画全体の視聴率が、昨年の74%から今年は81%にまで上昇したことだ。
Harris Interactiveの調査では、米国の成人インターネット利用者の約3分の2(65%)が、YouTubeで動画を視聴したことがあると回答した。昨年同時期に調査を行ったときの42%から大幅に増加している。25歳以上の人たちの間で特に伸びが著しかった。また、YouTube視聴者の5人に2人を上回る42%が、同サイトを頻繁に利用していると答えた。こちらも昨年の33%から増加している。テレビネットワークが運営するサイトで動画を視聴したことがある人については、昨年の41%からほぼ変わらず、5人に2人をわずかに上回る43%だった。
しかしながら、この強力な動画共有サイトといえども、ばら色の未来とはいかないかもしれない。調査結果によれば、テレビ番組の各エピソードやノーカットの映画が、見たい動画の上位にランクされている。さらに悪いことに、YouTubeのいちばんの強みとも言えるアマチュアまたはユーザー作成の動画の方が見たいと答えた人はわずか8%にすぎなかった。この調査結果は、YouTubeが、同社の最大のライバルを自負するHuluを警戒しなければならないことを示している。
今回の調査結果は、ChoiceStreamが実施したテレビとオンラインビデオの視聴動向に関する調査結果とも一致している。同調査では、動画を視聴している消費者の65%は、プロが制作したテレビ番組を見ていることがわかった。一方、ユーザー作成のコンテンツを視聴している人は39%にとどまった。
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