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Microsoft、データウェアハウス・アプライアンス・ベンダーDATAllegroを買収へ
By デニス ボーチャンド | 2008年 7月 28日
Microsoftは7月24日(米国時間)、画期的なデータウェアハウス(DWH)アプライアンスを手がけるDATAllegroを買収すると発表した。DATAllegroの買収を通じてMicrosoftは、同社の基幹的なデータ・プラットフォーム機能を拡張し、あらゆる規模の顧客企業のために、事業、従業員、顧客関連の増え続けるデータ量の管理や調査を簡易化し、費用効率を向上させる意向だ。
特許出願中のDATAllegroの技術は、大容量を提供するほか、高度な並行処理や複合的なクエリなど、複雑なデータ作業向けに設計されている。同社の「DATAllegro」DWHアプライアンスは、同種のアプライアンスでは珍しく、DellやBullのサーバーやEMCのストレージなど、独自仕様でないハードウェア・プラットフォーム上に構築される。この柔軟性のあるアーキテクチャにより、DATAllegroは「Microsoft SQL Server」と統合するのに、きわめて適したアプライアンスとなっている。
Microsoftは、買収後も、DATAllegroのチームの大部分と本社を、DWHの中核的研究拠点として引き続きカリフォルニア州アリソビエホに据え置く。DATAllegroの既存顧客に対するサポートも継続される予定だ。
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