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CDを終焉に導く?――Appleの新アプリケーション
By Andrew G. R. | 2008年 9月 3日
1985年頃から一般に普及し始めたCDは、まもなくその役目を終えようとしている。しかし、2000億枚以上を売り上げてきたCDが、消え去ってしまうわけではない。年々の販売枚数は減っているように見えるものの、デジタルフォーマットで存在する莫大な量の音楽資産に支えられ、CDメディアはなお(細々と)生き残っていくだろう。
Appleは、CDを瀬戸際まで追い詰めようとしている。9月中に提供される予定の新しいアプリケーションでは、デジタル配信にはなかった、CDだけが提供していた特典の多くを提供することを明らかにしている。歌詞、画像、アートワークなどだ。
伝えられるところによると、ロックバンド「Snow Patrol」の最新アルバム『A Hundred Million Suns』が、この新機能に対応する最初のアルバムになるということだ。「iTunes」のアルバムは、今後この新機能に対応するものと考えられる。
これまでアップルは個々の音楽ライブラリーを強く保護してきており、サードパーティーの開発者たちにコンテンツへのアクセスを許可していなかった。この新しいアプリケーションがこういった状況をすべて変えるのだろうか? これは目が離せない!
Topics: iTunes, Apple, ミュージック |
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