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AOLの広告事業部Platform-A、「iPhone」に最適化した広告ソリューションを発表
By デニス ボーチャンド | 2008年 9月 5日
AOLは9月3日（米国時間）、「iPhone」ユーザーを対象とする、モバイル業界で最も強力かつ広範囲に及ぶとうたう広告ソリューションの提供開始を発表した。このソリューションは、Platform-A事業部傘下でモバイル広告プラットフォームとネットワークを扱うThird Screen Mediaを介して提供され、ウェブを閲覧しているiPhoneを発見して最適化した広告を配信する。
iPhoneユーザーが、Third Screen Mediaのモバイルネットワークや、Advertising.comのウェブネットワークなど、AOL傘下の主要メディア資産のいずれかを介してサイトを閲覧しているときに、Third Screen Mediaのターゲティング技術が、iPhoneによる閲覧に特化して最適化した広告を配信する。またThird Screen Mediaでは、iPhone用に広告を最適化することに加えて、iPhoneユーザーを、iPhoneでの体験に最適化した特別版のマーケターサイトにリダイレクトすることが可能だ。
Platform-A部門の一員であるThird Screen Mediaは、インターネットユーザーの90％に及ぶウェブ表示ネットワークにもアクセスできる唯一のモバイルネットワークであり、このような完全なソリューションを提供できる唯一の組織といえる。そして、Third Screen Mediaのモバイルネットワークのリーチと、業界をリードする同社のウェブネットワークを組み合わせることで、Platform-Aは月間、最高で7500万件の広告をiPhoneユーザーに届けられる。
Platform-Aは、iPhone最適化技術の前にも、モバイル・パブリッシャーが複数のネットワークにアクセスできるようにするサードパーティの広告配信ソリューションをリリースしている。同ソリューションは、パブリッシャーが、広告ネットワークやテーマの分野、地域など、自由な組合せで広告枠の比率を決め、割り当てられるようにする広告枠分割ツールを特長とする。
iPhoneに限らず、筆者自身は自分の携帯電話に広告が配信されるのが好きではない。携帯電話の小さい画面を考えれば、広告はただうっとうしいだけだ。
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