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プログラマーのためのQ&Aサイト「Stack Overflow」が一般公開
By admin | 2008年 9月 18日
Joel Spolsky氏は9月15日（米国時間）、ユーザーが共同で編集できるプログラマー向けのQ&Aサイト「Stack Overflow」の一般公開を発表した。
Stack Overflowにおいて、質問は「Wikipedia」の見出しのようなもので、プログラミングに関する具体的な質問だけに絞られている。「ほかのユーザーのスニビット（ファイルの一種）を上書きしないでフィズバー（ツールバーの一種）を大きくする方法は？」という質問は、サイト内に1つだけしか存在しない。内容が重複する質問はすぐに整理され、同種の最初の質問にリダイレクトされるようになっているからだ。
質問に答えてくれるユーザーもいれば、その回答を評価してくれるユーザーもいる。もし、投稿された答えが正しいと思えばプラス評価を、明らかに間違っている（あるいは不十分）と思えばマイナス評価をすればいい。その評価の結果に従って最良の回答が即座に最上段に表示される。また、最初に質問をした人は、寄せられた回答の中の1つを「採用」案として指定することもできるが、必須ではない。採用された回答は、すべての回答の一番上に表示される。
このサイトは、見た目も目的も「Digg」と「Yahoo! Answers」と「Wikipedia」、それに開発者向けのフォーラムを混ぜ合わせたような感じだ。Stack Overflowは、プログラマーが開発上抱える差し迫った問題に、正当かつ合理的な答えを素早く探す手助けをする目的で考えられた。
Spolsky氏は、最良の回答を見つけるまでに（ソフトウェアや開発用プラットフォームの急速な進化のおかげで）もはや役に立たなくなった回答や間違った回答、単純に最善策でない方法を何画面も読まなくても済むようにしたいと語っている。
Stack Overflowは、数週間のベータ運用期間を経て、今後は一般に公開される。また、Joel Spolsky氏とJeff Atwood氏は、ソフトウェア開発に関するStack Overflowポッドキャストを定期的に配信していく。
Topics: オンライン・コミュニティ, ソーシャルネットワーク |
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