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4大レーベルと提携して「MySpace Music」がついにスタート
By デニス ボーチャンド | 2008年 9月 26日
MySpaceが、EMI Music、Sony BMG Music Entertainment、Universal Music Group、Warner Music Group、Sony/ATV Music Publishingと提携して、いよいよ「MySpace Music」楽曲販売サービスの提供を開始した。ユーザーおよびアーティストの双方を対象とした機能を多数揃えて、世界で最も盛んなMySpaceのオンライン音楽コミュニティに提供するという。
MySpace Musicが提供する有料の音楽/映像コンテンツには新作が随時追加される。MySpaceでは、これらのコンテンツにEコマース機能、ユーザーならびにアーティストのプレイリストを組み合わせて、音楽体験をさらに向上させると同時に、音楽コミュニティに収入の機会を提供していく。
サービスの提供は25日から始まっており、米国内のユーザーは「Amazon MP3」を利用したMySpace Musicの新しいEコマースソリューションを通じて、デジタル著作権管理（DRM）フリーのMP3デジタル音楽をダウンロード購入できる。各アーティストのプロフィール内に配置されたメディアプレーヤーやユーザーが作成したプレイリスト、および一部の音楽関連ニュースページに含まれるライセンス曲の横には、購入ボタンが表示されるようになった。ユーザーはこのボタンをクリックしてMP3形式の楽曲をダウンロード購入し、「iPod」を含むすべてのデジタル音楽機器で再生できる。また、ミュージックプレーヤー内の「Find Ringtones」ボタンをクリックすれば、お気に入りのアーティストの着メロが購入できる。着メロ購入の機能はJamsterが提供している。
MySpaceのアーティストアカウントには、メジャー、インディーズ、無所属を問わず500万人を超えるアーティストが登録しており、アーティスト自身による楽曲や音楽ビデオ、ツアー日程、ブログ、写真などの膨大なコレクションが出来上がっている。MySpaceは、長い間音楽コミュニティと深く結びついてきた実績があり、そのおかげで世界の最先端をいくアーティストの楽曲を多数独占提供している。また、MySpace Musicは今回の新たなマーケティングの取り組みによって、「Secret Shows」や「MySpace LIVE!」「Transmissions」「Front to Back」「The List」といった既存のオフラインコンサート企画も、大幅に強化していく。
Topics: オンライン・ミュージック, MySpace, ソーシャルネットワーク |
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