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ベンチャーキャピタリスト投資、多様化し過去6年間で最高額に
By レオ ブランコ | 2008年 1月 22日
2007年は新興企業の多くが、ベンチャーキャピタリストの投資額の拡大による恩恵を受けた。「Seattle Times」の記事によると、2007年における全投資額は10.8％増加し、294億ドルに達した。これは過去6年間で最高の数字だ。
これまでは、ソフトウェア、医療機器、バイオテクノロジーの企業が資金の大きな部分を獲得してきたが、2007年は電気通信、メディア、エネルギーなどほかの成長分野に対する金融支援がバランスよく拡大している。これはつまり、現時点でバブルの崩壊が起こることは予想されず、「多数の分野にわたり、興味深い取引が行われることが見込まれる」ということだ。
さらに、ワシントン州あるいは北西部におけるベンチャーキャピタル企業の2007年における全投資額は13億ドルに達し、同地区において2000年以来で最高額となった。ソフトウェアや医療機器といった従来の分野による資金調達割合は縮小し、投資先分野が多様化したのは明らかだ。反対に、電子通信、メディア、エンターテインメントなどの分野の資金調達額は拡大した。
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