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FCC、Comcastのトラフィック制限疑惑を調査へ
By レオ ブランコ | 2008年 1月 11日
ラスベガスで開催されていたイベント「2008 International CES」で明らかになったとおり、米国のケーブルテレビ会社ComcastがBitTorrentなどのファイル共有サービスのトラフィックを制限したとされる件について、米連邦通信委員会(FCC)が調査に乗り出すことになった。
この件で争点になっているのは、ネットの中立性――すなわち、内容や送信元、送信先にかかわらず、すべてのデータを平等に扱うという原則だ。
予想されていたとおり、Comcastはこの疑惑を否定し、帯域幅管理技術の関係でファイルの伝送速度が落ちた可能性を示唆している。また、問題を解決するために、捜査当局に協力することも約束している。
この件を伝える報道によると、Comcastのエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるDavid Cohen氏は次のように語っている。「当社の業務は、インターネットに関するFCCの政策声明に沿っているものと確信している。FCCはその声明の中で、すべての消費者の利益を守るためには、合理的なネットワーク管理が必要だと明確に認めている」
Topics: bitTorrent, FCC, Comcast, インターネット |
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