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Netvibes、ウィジェット・プラットフォームの相互運用で搜狐およびMaxthonと提携
By クリスティーナ レデスマ | 2008年 1月 16日
Netvibesは1月14日(米国時間)、中国のポータルサイト大手搜狐(Sohu)および独自のウェブブラウザを開発している中国企業Maxthonと提携を結んだことを発表した。同社のウィジェット・プラットフォーム「Netvibes Universal Widget API」(UWA)をアジア全域に展開するのが提携の目的だ。
Netvibes UWA を使えば、開発者はわずか数行のコードだけでユニバーサル・ウィジェットを素早く構築できる。Netvibesのユニバーサル・ウィジェットは、Apple、Google、Microsoft、Yahooなどが提供する、インターネット上の主要ウィジェット・プラットフォームと互換性がある。これらのウィジェットは、「Netvibes Ecosystem」と呼ばれるウェブ上で最大のユニバーサル・ウィジェット・ネットワークに自動的に配信される。このネットワークは、CBS Interactive、CNET China Group、Die Welt、Le Figaro、New York Times、USA Todayなど、世界的な主要メディア企業が提供している公式のパートナー・コンテンツを柱としている。
Sohuは中国における大手サイトおよびポータルの主要ネットワークであり、世界最大級の開発者コミュニティを擁している。Sohuは2008年1月1日、新たな「Open Widget Platform」発表し、その2日後の1月3日には、「Sohu Open Widget Developer Forum 」を開催した。Sohu Open Widget Platformは、Netvibes UWAをサポートしており、これによりNetvibes UWAの開発者コミュニティは、インターネット上のいたるところで、ユニバーサル・ウィジェットの開発と配信を素早く行なうことが可能となる。
一方、Maxthonのウェブブラウザは、中国国内におけるインターネット利用者の30%以上がウェブの閲覧に使用しており、その評判が口コミで世界中の熱心なファンのネットワークに広がるにつれて、米国や他の国々でも急速に利用者数を伸ばしている。人気が高まった理由の1つは、Maxthonの統合ウィジェット・プラットフォームにある。このプラットフォームにより、ユーザーが自分独自のプラグインやウィジェットを開発でき、元々豊富だったMaxthonの機能はさらに充実したものになった。
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