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Pandoraの音楽サービスがRecivaのインターネットラジオで利用可能に
By クリスティーナ レデスマ | 2008年 1月 11日
インターネットラジオのRecivaとDIY型インターネットラジオのPandoraが1月7日（米国時間）、提携を発表した。Recivaのインターネットラジオに対応した米国内の受信機やネットワーク機器で、Pandoraの音楽サービスを利用できるようにするという。30を超える家電ブランドの製品がアップグレードを行ない、Pandora独自のインターネットラジオサービスに対応するものと期待されている。
Pandoraはカスタマイズ可能な音楽サービスで、ほとんど口コミによって人気が爆発し、今や1000万人を超えるユーザーを獲得するまでに至った。Pandoraを利用すれば、簡単にお気に入りの音楽を聴いたり新しい曲を発掘したりして楽しめる。ユーザーは単に好きなアーティストの名前や楽曲名を入力するだけで、わずか数秒のうちに、Pandoraがユーザーの好みに合ったラジオ局を作り上げ、同じようなサウンドやスタイルの楽曲を間断なく無料で配信してくれる。
選曲は「Music Genome Project」と呼ばれるPandora画期的なシステムに基づいて行なう。これは、きわめて優秀な音楽の専門家チームが1つの曲の分析にあたるというもので、専門家たちは各楽曲のメロディ、ハーモニー、リズム、使用楽器、アレンジ、歌詞、歌声など、何百という音楽特性によって曲を解析する。Pandoraは、この分析結果をベースにリスナー専用のラジオ局を作り上げるというわけだ。
Reciva運営のインターネットラジオでは、パソコンがなくても、世界中にある何千という実際のラジオ局の放送を手軽に聴くことができる。これらの大部分は、地上局の放送信号をインターネット上で配信する「サイマル（同時）放送」というシステムで放送を行なっている。Pandoraとの提携で、Recivaのプラットフォームにはユーザーの嗜好に合わせてカスタマイズされた、他にはないサービスが加わることになる。
ユーザーは、Recivaが提供するすべてのインターネットラジオで「Reply（回答）」ボタンを押して、Pandoraが提供する楽曲に対して「良い」「悪い」の評価ができる。そして、Pandoraはこの評価をただちにラジオ局の選曲に反映させてプログラムを調整する。またリスナーは、曲の一時停止や、聴きたくない曲のスキップもできるようになっている。「Reply」ボタンを使って、楽曲をブックマークしたり、曲名やアーティスト名を保存したりすることも可能だ。
Topics: インターネット・ラジオ, オンライン・ミュージック |
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