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オンライン・ポリシーをめぐって厳しい批判にさらされているSears
By レオ ブランコ | 2008年 1月 11日
小売店の広告を扱うSearsは、同社の2つのオンライン・ポリシーをめぐって、消費者グループやプライバシー擁護グループから厳しい批判を受け、このところ、自社イメージを守るのに苦戦を強いられている。
「The Chicago Sun Times」によると、プライバシー擁護グループの人たちは、同社が一部の顧客のコンピューターにスパイウェアを組み入れて、市場調査のためにユーザーのオンライン活動を追跡していると非難している。しかしSears側は、こうしたユーザーからは承認を得ており、合意内容もはっきりと説明済みだと即座に反論した。また、ユーザーから集められた情報が第三者にわたることもないという。
もう1つの大きな問題は、Facebookの「Beacon」をめぐる騒動を思わせるものだ。どうやらSearsは、自社のウェブサイトの1つ「ManageMyHome.com」で、秘密情報の一部を公開してしまったらしい。購入記録のようなデータを公開するなど、強盗のためにドアを開けてやるようなものだ。きわめて配慮に欠けるこの行為について、1人のユーザーがすでに訴訟を起こしている。
Sears側は、この購入記録機能はユーザーにとって非常に便利な機能であると主張しているが、検証プロセスが導入されるまで、このサービスを一時的に閉鎖することを決めた。
Topics: オンライン・ショッピング, 電子商取引, ビジネス |
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