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Wall Street Journalのオンライン版が有料制を継続
By レオ ブランコ | 2008年 1月 27日
「The Wall Street Journal」（WSJ）紙のオンライン版を完全に無料化する意向を匂わせていたNews Corporationの最高経営責任者（CEO）のRupert Murdoch氏が、少なくとも当面は有料制を継続することに決めた。
多くのオンライン出版物が有料制を廃止してオンライン広告からより多くの利益を上げており、Murdoch氏の決定はこうした流れに逆らうものだ。ニュース報道によると、有料制という障壁を設けることによって「到達するために割増料金を支払うことを広告主がためらわない、高収入でビジネス志向の読者からなるエリート読者層を形成できる」ので、WSJにとっては正しい方針だとMurdoch氏は確信しているという。
新聞サイトの多くの熱心な読者にとってはいささか残念な決定だ。心が慰められる点があるとすれば、それは、WSJが動画やオピニオン・コラム、その他の金融関係の記事など、「生活必需品」的コンテンツの一部の無料提供を続けることだ。
だが、「最も素晴らしい洞察を与えてくれる本当に専門的な（コンテンツ）」は今後も有料サービスで提供される。
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