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オンライン仮想ゴルフ選手権「Virtual U.S. Open」、全米ゴルフ協会とWGTが開催
By デニス ボーチャンド | 2009年 3月 26日
全米ゴルフ協会(USGA)とオンラインでゴルフ体験を提供するWorld Golf Tour(WGT)は3月25日(米国時間)、U.S. OPENのサイト上で初の仮想全米ゴルフ選手権「Virtual U.S. Open Championship」を開催することで合意したと発表した。
ニューヨーク州ファーミンデールにあるベスページ州立公園との提携で計画が進められてきたVirtual U.S. Openは、同州立公園のブラックコースを最新技術でシミュレートして開催される。ゴルフファンはどこにいようと、自分のコンピュータから同時に、無料で、6月に開催される実際の全米オープン選手権で使用されるのとほぼ同じコースによるオンライン・ゴルフ選手権をプレイできる。
5月25日から6月21日までの期間にU.S. OPENサイトを訪れれば、Virtual U.S. Openの予選ラウンドに参加できる。その後、上位156名プラス156位タイの予選通過者が、6月22日にVirtual U.S. Openのタイトルを目指して戦う。優勝者には、USGA Virtual U.S. Openチャンピオンの栄誉が与えられるほか、カリフォルニア州ぺブルビーチのぺブルビーチ・ゴルフリンクスで行なわれる2010年の全米オープン選手権にUSGAのゲストとして招待される。
WGTは、同社の特許技術を駆使して、オンライン上に仮想のベスページ・ブラックコースを誕生させた。まず、正確にマッピングされたGPS座標を使用して、地上およびヘリコプターからブラックコースの高精細画像を10万点近く撮影した。次に、これらの画像にコースから収集されたデータを加え、WGT独自の物理エンジンによって変換して、プレイヤーが写真の風景の中でベスページ・ブラックコースを仮想体験できるようにした。バックティーやホールの位置、全米オープン級の手強く厳密なグリーンの起伏、速度などのすべてが一体となって、オンラインでは経験したことのないほどリアルなゴルフ選手権が実感できるようになっている。
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